英国の良心「Church’s」の王道ストレートチップ「Consul」

公開日: : 最終更新日:2015/02/02 革靴コレクション

Church's Consul

ブランド:Church’s
モデル:Consul
ラスト:173
サイズ:6.5F
カラー:Black Calf

Church’s(チャーチ)のストレートチップ「Consul」(コンサル)をご紹介します。

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伝統と革新

チャーチは1873年にイギリスで創業された名門紳士靴メーカーです。
セントジェームスに構える靴工場は単体ではヨーロッパ最大規模と言われています。
チャーチの革靴は、映画007でも長らく使われていることで有名ですね。

チャーチは有名なモデルを多く取り揃えていますが、特に有名なのがこれらのモデルでしょうか。

  • Consul/コンサル(ストレートチップ/キャップトゥ)
  • Diplomat/ディプロマット(セミブローグ)
  • Chetwynd/チェットウインド(内羽根式のフルブローグ)
  • Burwood/バーウッド(内羽根式のフルブローグ)
  • Shannon/シャノン(プレーントゥ)

どのモデルも数多ある革靴の中でも定番中の定番と言えるモデルばかりです。

近年では全面にスタッズを施したBurwood S(バーウッド・エス)というモデルや、徹底的にユーズド加工されたShanghai(シャンガイ)という一風変わったモデルが強い支持を受けているようです。
旧来のチャーチファンには不評のようですが・・・

英国の良心

Church's Consul

昔は大塚製靴が国内の輸入販売元となっていて、手の届きやすい価格設定をしていたこともあり「英国の良心」とまで呼ばれていました。
しかし経営難に陥り、2000年にはプラダの資本参加を受け入れて傘下に入ります。
インソールを見ると、おおよその製造時期がわかります。
私のモデルは、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ミラノの4都市の印字があるため、いわゆる新生チャーチです。
さらに、現在では表参道店のオープンもあり、「TOKYO」の刻印も加わっています。
旧チャーチの根強いファンもいて、一部では高値で取引きされているようですね。
現在(2014年4月)の国内の輸入販売元は渡辺産業となっています。

素材にも特徴があって、ポリッシュドバインダー(一昔前まではブックバインダーと呼ばれていて、厳密には少し違うようです)と呼ばれる、いわゆるガラスレザーのような風合いを持つレザーがあります。
一般的にはガラスレザーとなると安物扱いされることが多いですが、このポリッシュドバインダーはそのようなことはなく、むしろチャーチ独自の優れた素材として人気があります。

王道「ストレートチップ」

Church's Consul

それでは私のチャーチのコンサルについてご紹介します。
形は王道のストレートチップです。
またコンサルはストレートチップのなかでも定番といえるモデルでしょう。
ややロングノーズで、つま先は少しだけスクエアトゥになっています。
様々なブランドのストレートチップと比べてみるとこれでも極めて定番のスタイルと言えるでしょう。

この一足があれば、ビジネスはもちろん冠婚葬祭でも、どこへ行っても恥ずかしくない一足と言えるでしょう。
私は特に冠婚葬祭を中心に履いていて、ビジネスではパンチドキャップトゥやセミブローグを履くことが多いです。
厳かな気持ちで臨みたいときなどに履くことが多いですね。
私のなかではストレートチップはかなりフォーマルな席で履くイメージを持っています。
なので、カジュアルに合わせることはまずありません。

ポリッシュドバインダーにしなかった理由

Church's Consul

素材は前述のポリッシュドバインダーではなくて、通常のカーフです。
靴磨きが好きなので、磨きがいがありそうな通常のカーフを選択しました。
折を見てはお手入れをしてつま先をポリッシュで光らせていますが、一時期お手入れを怠っていた時期があったため、銀浮きが始まっています。
一度きちんと手入れをしないといけませんね。
ただ、現在のように冠婚葬祭に限定されるのであればポリッシュドバインダーのほうが使い回しは良かったかなとも思っています。
冠婚葬祭は雨であろうと雪であろうと行かなければなりませんので。
それでもやはりポリッシュドバインダーの艶感は葬祭には不向きかもしれませんね。

チャーチ、エドワードグリーン、クロケット&ジョーンズ

Church's Consul

どうしてこのモデルを手に入れたかという経緯です。
まず、ストレートチップにするということは決まっていました。
あとはどのモデルにするかというところで、リストアップされたのはこのコンサル、エドワードグリーンのChelsea(チェルシー)、クロケット&ジョーンズのAudley(オードリー)などの有名モデルです。
チェルシーは価格帯が少し上にあるので今回は除外、オードリーはかなりロングノーズであることと、つま先がチゼル気味のスクエアトゥだったため除外し、このコンサルとなりました。
コンサルもややロングノーズでスクエアトゥではありますが、十分に通常の範囲かなと思っています。
当時の国内定価は約10万円ほどでしたが、本国からの個人輸入で半額以下だったかなと記憶しています。
関税はヒットしました。
いまではだいぶ国内価格も下がっているようですが、それでもまだ本国で購入したほうが幾分か安いですね。

新生チャーチの定番ラスト「173」

Church's Consul

ラスト(木型)は新生チャーチの定番ラストである173です。
旧チャーチの73ラストを現代的に再解釈していると言われています。
プラダの資本参加の時期をまたいでラストが73→100→173と変化しています。
この73ラストが旧チャーチファンにはたまらないようですね。
ちなみにこのコンサルは100ラストの頃はOsborne(オズボーン)という名前だったようで、173ラストになる際にまたコンサルに戻ったそうです。

足が幅広なので、サイズは6.5Fと6.5Gで悩んだのですが、コルクの沈み込みを考慮して6.5Fをセレクトしました。
しかしあまり馴染むことなく、結局は自分でシューストレッチャーにかけてしまいました。
革が傷んでいるのはその影響もあるでしょうね。
上からの写真で見ると、小指の当たりの型が崩れているのがわかります。
かなりタイトめなサイズを選びがちなところがあるのですが、これからは無理のないサイズ選びもしていかなければと思っています。
ちなみにチャーチだとFウィズがその他のブランドのEウィズ相当となります。

キャップにシワが入ってしまっているのはサイズが合っていないのでしょうか?
それとも靴の作りに問題があるんでしょうかね?

質実剛健な英国紳士靴

Church's Consul

革質は固めの印象です。
言い換えれば作りは頑丈と言えるでしょう。
エドワードグリーンのようなしなやかさを求めて買う人はいないでしょうが、普段使いでどんどん履いていくのが似合いますね。
シルエットも含めて、全体的に無骨な印象があって、質実剛健さを体現しているチャーチの良さではないでしょうか。

ストレートチップ、最初に手に入れるべき一足

いまではほぼフォーマルな場限定で履いているのでなかなか出番がありませんが、これからも末永く付き合って行きたい一足です。
まず一足手に入れるべきストレートチップがあるとすれば、私はやはりこのチャーチのコンサルだと思っています。
エドワードグリーンのチェルシー、ジョンロブのフィリップ/シティへの階段はその後でも遅くありません。

決して嫌味でなく、かと言って物足りなさもない。
必要十分である存在、それがチャーチのコンサルなのかなと思っています。

表参道に旗艦店がオープン

2014年には東京・表参道に日本初の旗艦店もオープンしました。
店内は少し狭いですが、チャーチファンの方はぜひ足を運んでみてください。
革靴以外にも、小物、ウェアと取り揃えていました。

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Church’sのConsulの記事をまとめています。
合わせてご覧ください。

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Comment

  1. […] 画像引用:http://genky.jp/2014/04/17/churchs-consul/ […]

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