世界最高峰「White’s」のキング・オブ・ブーツ「Smoke Jumper」

公開日: : 最終更新日:2015/11/27 革靴コレクション

White's Smoke Jumper ブランド:White’s
モデル:Smoke Jumper
ラスト:Standard
サイズ:7E
ハイト:6 inch
トウ:Lace to Toe
ソール:Vibram 100F
カラー:Black Chrome Excel

White’s(ホワイツ)のワークブーツ「Smoke Jumper(スモークジャンパー)」をご紹介します。

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キング・オブ・ブーツ

ホワイツはアメリカで高品質なハンドメイドのワークブーツを提供するブーツメーカーです。その質実剛健なものづくりからワークブーツ界のロールスロイスとも称され、キング・オブ・ブーツの異名を持ちます。同様のポジションにはウエスコ(Wesco)があり、高価格ワークブーツの人気を二分しています。以前はホワイツのほうが価格も一段上にあり、ワークブーツの頂点という感じがありましたが、現在ではウエスコも高価格化を進めていて、価格にはほとんど差はありません。カスタマイズの豊富さというところでウエスコのほうが人気があるイメージですが、いまではホワイツもかなりのカスタマイズを提供するようになってきています。 ホワイツのその他の有名なモデルとしては以下の様なモデルがあります。

  • ノースウエスト・・・スモークジャンパーのソールをトラクションソールに替えたもの
  • セミドレス・・・ワークブーツをコンパクトにまとめたモデル
  • ノマド・・・エンジニアブーツ

その他にもスモークジャンパーのラストをセミドレスにしたものを、日本固有でバウンティハンターと呼ぶ習慣がありますね。あるショップが便宜的に命名したものですが、いまでは国内では一般名称として定着しています。 White's Smoke Jumper

森林消防隊のためのワークブーツ

このスモークジャンパーは森林消防隊のためにつくられたモデルです。その過酷な状況にも耐えられるようなかなりヘビーなつくりになっています。それは耐火・耐油仕様のビブラム100Fソールにも表れていますね。100Fソールはかなりごっついので、普段使いしやすいようにビブラム700に替える方も多いようですが、その場合はモデル名を「ファーマーランチャー」と名前を替えます。私はスモークジャンパーはビブラム100でこそ、と思っているのでこの仕様で発注しました。

クロムエクセルは味が出る

アッパーレザーはクロムエクセルを選択しました。一般的にはスモークジャンパーではブラックドムという革が使用されていますが、このクロムエクセルは芯まで染められておらず、革の断面に茶色い層を見ることができます。履きこんでいくことで表層から茶芯が見えてくることで、ブーツに表情が表れてくるところがポイントですね。ブラックドムに比べると耐久性に問題があると言われていますが、通常に履いている分にはこれでも十分に頑丈な作りです。馴染みやすいと言われているクロムエクセルでも、履き始めはかなり硬さを感じます。最初はくるぶしのあたりにかなり痛みを感じましたね。デリケートクリームを塗りこみ揉むことでなんとか馴染ませたことを覚えています。ワークブーツなのであまり手入れをしすぎるのもどうかというところはありますが、私はツヤがあるのが好きなのでコロニルのディアマント(無色)で磨くことで艶を出しています。ところどころに茶芯が覗いてきますが、そこは敢えて補色せずに味として捉えています。クロムエクセルは新品のときからかなり雰囲気のある革ですが、履きこんでいくことでさらに味が出てくることで人気のレザーです。 White's Smoke Jumper

普段使いしやすい6インチハイト

スモークジャンパーの基本は8インチハイトです。森林消防隊に履かれるように、8インチハイトのほうが足首をしっかりと固定してくれるのですが、街歩きに使うにはいささかオーバースペック。脱ぎ履きとコーディネートのしやすさを考えると6インチハイトが使い勝手が良いですね。踵にはプルループを付けることでさらに着脱がしやすくなります。インナーにはレザーライナーを取り付けることで足がするっと入っていきます。レザーライナーの色も選べますが、私は無難に黒で設定しています。 White's Smoke Jumper

足裏を刺激するアーチイーズ

ホワイツの特徴といえばこれでしょう。ホワイツを選んだ理由です。土踏まずが強く盛り上がったラストです。通常はつま先と踵の2点で足裏を支えますが、これに土踏まずが加わることで長時間の歩行をサポートします。実際に履いてみると最初は土踏まずをかなり圧迫するような感覚がありますが、長時間履いていてもストレスを感じないことに気づきます。ホワイツを考えている人はここを気になっている人が多いでしょうが、かなりおすすめできるといえます。ただ注意点があって、サイズ選びを間違えるとアーチイーズが適切でない箇所にあたります。そうなるとアーチイーズの恩恵を受けることができないばかりか、せっかくのアーチイーズが苦痛になってしまいますのでサイズ合わせは慎重に行ったほうがいいですね。ちなみにこのアーチイーズはすべてのモデルで搭載されているわけではなくて、ノースウエストなど一部のモデルでは弱い設定となっています。 White's Smoke Jumper

ホワイツか、ウエスコか

冒頭に記したとおり、この価格ゾーンのワークブーツではホワイツにするか、ウエスコにするかということで悩む人が多いです。私はそこでホワイツを選びました。それにはいくつか理由がありますが、ひとつはブランドイメージです。私が若い頃にはホワイツはウエスコよりも価格も高く、入手もしづらいものでした。そのころのイメージである種の憧れを持っていたということがひとつあります。ウエスコだったらジョブマスターが比較対象になるわけですが、ジョブマスターはややシルエットが丸っこいですね。これはこれでかわいらしいのですがハードにいきたいと思っていたのでスモークジャンパーという選択肢になりました。それでもトラクションソールを備えたジョブマスターはやはりかわいいですね。アメカジには抜群に合います。

カスタマイズで自分好みの一足を

ホワイツは自分好みの一足をカスタマイズで発注することができます。オーダーの多い仕様をショップが発注して店頭に並べていますが、やはりホワイツの醍醐味はオーダーにあると言えるでしょう。特にこのスモークジャンパーは細かい仕様を選んでいくとかなりの幅のなかから選ぶことができます。わたしのモデルはかなり一般的な仕様でしょうね。国内のホワイツ取扱店を通してオーダーすることもできますし、本国に直接オーダーすることも可能です。ホワイツ取扱店であれば、実際に革のサンプルを見ながらサイズを試着して選べることがメリットとなってきます。本国へのオーダーのメリットはなんといっても価格です。びっくりするくらいに安くなりますから、自分のサイズが仕様がしっかりと決まっている人は本国へのオーダーもありですね。その際は基本的に英語でのやりとりとなること、ホワイツは仕様違いで届くことが多いといいますから、そのあたりのやりとりがしっかりできることが前提となってきます。わたしは価格を抑えたかったので本国へのオーダーで入手しました。いまではなかなか履く機会も少なくなってしまいましたが、わたしの原点であるアメカジなので機会を見て履いていきたいです。 White's Smoke Jumper

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